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- 防災対策
- 2023.03.03
フラッシュオーバー火災について
ニュースで耳にした「フラッシュオーバー火災」について
少しだけ書いてみようと思います。
フラッシュオーバーとは、火災現場で生じるおそれがある火災現象のことです。
爆発したかのような瞬間的な炎症が起きる為、消火活動にも危険が伴うとのこと。
現場の室内が高温になるために、室内にあるものが燃えなくても熱分解などによって
引火性ガスが発生している場合があります。
こうして発生した引火性ガスによって一気に発火し、
爆発的に火が燃え広がる現象をフラッシュオーバーと呼ぶそうです。
じわじわと燃え広がる火災とは異なり、引火性ガスによる瞬間的な延焼で室内は1,000℃を超えることも。
火災の規模は大きなものになり、被害は非常に大きなものとなります。
簡単に発生までの経過は・・・
①火災発生
②酸素不足で温度低下、負圧状態に
③隙間風が入り燃焼が継続
④大量の可燃性ガスが滞留
⑤可燃性ガスが発火点に達する
⑥フラッシュオーバー発生
最近の住宅は高気密高断熱である為、密閉率が高くなり発生率も上がっているとか。
とにかく、元々の原因となる火災を発生させないことが重要です。
もし万が一にも火災が発生したら
①家族や近隣住人に早く知らせる。
②消火活動をする。出火から3分以内なら消火が可能と言われています。
③もしも、天井に火がうつったら逃げる!!!とにかく逃げる!
自分や家族、そしてご近所さんの命と財産を守る為にも「火の用心」です。
それでは今日もご一緒に
備えあれば憂いなし!!
有難うございました(^^)/