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お知らせ
- 防災対策
- 2010.05.26
消火器の使い方
みなさんはご自宅に消火器は置いてありますか?
数年前の話ですが、下の階の住人さんが天ぷら火災を起こしてしまった事がありました。
休日の朝、まだパジャマ姿でのんびりしていると
突然マンションの自動火災報知器が鳴り響いたのです。
驚いて窓の外を見てみると、下の部屋から煙がモクモク出ているではありませんか
初めての経験でした。
その火災は幸いにも、マンションに設置してあった消火器で初期消火に成功し
大事に至りませんでした。本当に良かったです。
一般の一戸建住宅については、法令による消火器設置の義務がありませんが、
みなさんも用心の為に、大切な家族を守る為にも設置を心がけて欲しいと思います。
と、言う訳で本日は「消火器の使い方」です。
イメージしてみて下さい。
手順1.黄色いピン(安全栓)を上に引き抜く
手順2.ホース先を火に向ける
手順3.レバーを強く握る
以上が手順です。
燃えている炎の根元部分に、手前から履くように消火してください。
消火器の種類や大きさにもよりますが、15秒前後の放出時間が有り、
放射距離は小さいタイプの物でも2mあります。火元に近付き過ぎないよう気を付けましょう。
一般的には、炎が天井付近に達するまでは消火可能と言われています。
覚えておいて下さいね
せっかく設置した消火器が効果を100%発揮できないと困ります。
日頃から自分でチェックを行う習慣もつけましょう。
チェックポイント
その1.容器が変形したり、サビや傷はないか?
その2.ホースにひび割れが入ってないか?
その3.圧力ゲージが付いている消火器の場合、正常値(針が緑色の部分)を指しているか?
その4.消火器に明示してある使用期限や耐用年数を過ぎていないか?
異常が見つかったら専門業者に(豊田ドライケミカル・・・とか)相談して下さい。
容器の変形及びサビは本当に危険ですので、気に掛けて下さいね。
今一度、ご自宅の消火器の状態や設置場所を確認してみて下さい。
たまには埃も払ってあげて下さいね。
備えあれば憂いなしです